フランコ・ファジョーリ、ミケーレ・デリア

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OCT 2025

 

フランコ・ファジョーリは、バロックからベルカントに至るまで、自身の声の多様性を探求します。

 

フランコ・ファジョーリは、一つの形容詞では語り尽くせない歌手の一人です。その声域の広さ、驚異的な技巧、そして演劇的なセンスは、あらゆる面で彼を特別な存在にしています。ヴィンチの《アルタセルセ》(数年前)や、最近の《ジュリオ・チェーザレ》での圧巻のセストなど、バロック時代の名作や稀少な作品は、舞台でも録音でも彼が最も輝く分野であり、コントラルトからソプラノまで自在に歌い分けます。今回のリサイタルでは、そうした愛するバロック作曲家たちとともに、ベルカントの偉大な作曲家たちも取り上げることで、レパートリーと声の可能性に対する彼の好奇心を新たな形で示しています。

プログラムとキャスト

フランコ・ファジョーリ、カウンター・テナー
ミケーレ・デリア、ピアノ

 

プログラム
カッチーニ: Amarilli, mia bella
ペルゴレージ: Se tu m’ami
ヘンデル: 「Frondi tenere e belle... Ombra mai fu」、レチタティーヴォとアリア(セクスより)
グルック: 「O del mio dolce ardor」、アリア(パリスとヘレネより)
「Sposa!... Che farò senza Euridice」、アリア(オルフェオとエウリディーチェより)
スカルラッティ: ソナタL. 126
モーツァルト: Ridente la calma K. 152
Ah, spiegarti, oh Dio K. 178
「Deh, per questo istante solo」、アリア(ティトゥスの寛容より)
ベリーニ: Vaga luna che inargenti
Dolente immagine di Fille mia
Quando incise su quel marmo
ドニゼッティ: Amore e morte
「Il segreto per esser felici」、アリア(ルクレツィア・ボルジアより)
ロッシーニ: Marche et réminiscences pour mon dernier voyage、ソワレ・イタリエンヌよりの抜粋
Beltà crudele
「Chi m’ascolta il canto usato」、アリア(イル・トロヴァトーレより)
L’Ultimo ricordo
「O patria... Tu che accendi... Di tanti palpiti」、レチタティーヴォとアリア(タンクレードより)

シャンゼリゼ劇場

シャンゼリゼ劇場
 

シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。

ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。

当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。

シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。

フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。

フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。

そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。

 

 

シャンゼリゼ劇場へのアクセス: 

 
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線) 
バス:N°42、63、72、80、92 
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー 
 

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