セメレ

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FEB 2025

あらすじ

 

第1幕

フランス風序曲とガヴォットの後、女神ユノの神殿で人々はセメレとアタマスの結婚の祭儀をとり行う。父カドモスやアタマスはセメレに結婚を促すが、セメレはユピテル神を愛しているためにためらう。一方、セメレの姉妹のイノはアタマスをひそかに愛していたため、アタマスの結婚に感情を爆発させる。カドモス、アタマス、セメレは困惑し、イノを加えて四重唱「Why dost thou thus untimely grieve」を歌う。

激しい雷鳴とともにユピテル神が地上に降りてきたために神官たちはあわてふためき(Avert these omens)、祭儀は中止になる。消沈するアタマスにイリスは愛を語る。

カドモスはセメレが鷲にさらわれたとアタマスに告げる。神官と占い師は鷲がユピテル神であることを告げ、カドモスを祝福する。セメレと[12]合唱による喜びの歌(Endless pleasure)で終わる。

 

第2幕

イリスはユノに、ユピテルがキタイロン山中にセメレのための家を作ったことを教える。ユノは大いに怒ってセメレを滅ぼすことを誓う。

セメレは夢からさめて寂しさを歌う(O sleep)。人間の姿で現れたユピテルに対し、セメレは死すべき人間が不死の神を愛することの悩みを告げる。ユピテルはセメレをなだめるためにイノを連れてくる。イノとセメレの二重唱および天上の合唱で幕を閉じる。

 

第3幕

チェロとファゴットによる前奏につづき、ユノとイリスは眠りの神ソムヌスのもとにやってくる。眠りたがるソムヌスに対し、ユノはパシテアをだしにして言うことをきかせ、ユピテルに情欲的な夢を見せ、またセメレの家を守る猛獣たちを眠らせる。

セメレは夢によっても癒されない悩みを歌う(My racking thoughts)。そこにイノに化けたユノが現れ、女神の姿をしたセメレを鏡に映してみせ、セメレを高慢にさせる(Myself I shall adore)。ユノはセメレに、ユピテルの本来の姿を見れば永遠の命が得られると教える。

夢に悩まされたユピテルがセメレを求めてやってくるが、セメレは拒絶する。ユピテルはセメレの頼みを何でもきくとステュクスの水とオリンポス山に誓う。セメレはユピテルに人間の姿から本来の姿に戻ってみせるように要求する。しかし本来の姿を現すと炎によってセメレが焼き殺されてしまうことを知るユピテルは嘆く。復讐がなったことに喜ぶユノのアリアが続く。セメレは後悔しつつ焼け死ぬ。

イノは地上に戻ってセメレの運命を伝え、アタマスと結婚する。アポロが出現し、セメレの灰の中からフェニックスのように神が現れて、すべての悲しみを止めるであろうと言う。神官たちの合唱がバッカス神の誕生をたたえて劇が終わる。

プログラムとキャスト

エマニュエル・ハイム | 演出
オリバー・ミアーズ | 舞台美術
アンマリー・ウッズ | 舞台美術・衣装
サラ・フェイ | 振付
ファビアナ・ピチョーリ | 照明
プリティ・イェンデ | セメレ
ベン・ブリス | ジュピター
アリス・クート | ジュノ
ブリンドリー・シェラット | カドマス / ソムナス
ニアム・オサリバン | イノ
カルロ・ヴィストーリ | アタマス
マリアンナ・ホヴァニシアン | アイリス
ル・コンセルト・ダストレー管弦楽団
ル・コンセルト・ダストレー合唱団 | 演出リチャード・ウィルバーフォース

歌唱は英語、字幕はフランス語と英語

シャンゼリゼ劇場

シャンゼリゼ劇場
 

シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。

ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。

当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。

シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。

フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。

フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。

そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。

 

 

シャンゼリゼ劇場へのアクセス: 

 
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線) 
バス:N°42、63、72、80、92 
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー 
 

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