アンナ・ヴィニツカヤ

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MAR 2026

 

ピアニスト、アンナ・ヴィニツカヤ──スクリャービンの超絶技巧とラヴェルの色彩の間で。

 

若きロシア人ピアニスト、アンナ・ヴィニツカヤは、数年前からドイツを拠点に活動しており、音楽を中心とした環境で育ったことは間違いありません。たとえば、彼女の祖父はオデッサ・オペラの指揮者であり、両親はともにピアニストでありピアノ教師、叔父のアレクサンドル・ヴィニツキはオイストラフの弟子であり、現在はヘルシンキ音楽院で教えるコンサート・ヴァイオリニスト、そして兄は打楽器奏者です。2007年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝して以来、リサイタル、ソロ、教育者として輝かしいキャリアを築いています。今回のシャンゼリゼ劇場での2回目のリサイタルでは、彼女が熟知するレパートリーから選曲されました。ラヴェルとスクリャービンで始まり、その後ブラームス、ラフマニノフへと続きます。
今夜は、彼女の卓越した技巧と色彩感覚のすべてを披露するまたとない機会です。

プログラムとキャスト

アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)

 

プログラム
ラヴェル:ソナチネ、亡き王女のためのパヴァーヌ、水の戯れ
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第3番 作品23
ブラームス:3つの間奏曲 作品117
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 作品42

シャンゼリゼ劇場

シャンゼリゼ劇場
 

シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。

ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。

当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。

シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。

フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。

フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。

そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。

 

 

シャンゼリゼ劇場へのアクセス: 

 
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線) 
バス:N°42、63、72、80、92 
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー 
 

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