Les Siècles
NOV 2025 | ||||||
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レ・シエクル、ベルリオーズから現代音楽まで、彼らの得意とするレパートリーの真髄に迫る。
「断頭台への行進」「サバトの夜の夢」… 幻想交響曲 ほど『怪物と驚異』シリーズの締めくくりにふさわしい作品があるだろうか?1830年代の楽器によるレ・シエクルの表現力豊かな演奏は、まさに鳥肌もの。しかもベルリオーズはこのオーケストラにとっておなじみの存在であり、この交響曲はすでに2度レコーディングされ、いずれもベルリオーズ演奏の規範と見なされている。
この有名な標題音楽と並んで、19世紀初頭のもうひとつの人気作品がプログラムに登場。今回はドイツから:ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。演奏は名手イザベル・ファウスト。歴史的奏法に基づく彼女のスタイルは、レ・シエクルの音と見事に調和し、コンサートでも録音でも高く評価されている。
この豪華な顔ぶれを締めくくるのは、イタリア人指揮者アントネッロ・マナコルダ。彼のタクトは、このレパートリーで特に重宝されている。
最後にもうひとつ:ピサール賞が贈る年に一度の現代作品の祭典、その第3回。ハンニバル・ヴィダルの作品 The Language That All Things Speak が初演される。
プログラムとキャスト
レ・シエクル
アントネッロ・マナコルダ、指揮
イザベル・ファウスト、ヴァイオリン
プログラム
ベルリオーズ – 幻想交響曲
ベートーヴェン – ヴァイオリン協奏曲 op. 61
ヴィダル、ピザール賞第3回受賞者 – The Language That All Things Speak (世界初演)
シャンゼリゼ劇場
シャンゼリゼ劇場
シャンゼリゼ劇場は、フランスのパリ8区にある劇場で、アールヌーボー建築の代表作といわれています。名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテニュ通りにあります。
オーギュスト・ペレが設計し、アントワーヌ・ブール出る、モーリス・ドニ、エドゥワール・ヴゥイヤール、グザヴィェ・ルセルが美術担当し、1913年に完成します。
ジャーナリストで興行主であったガブリエル・アストゥリュクにより、オペラ座のような伝統的な劇場に対抗して、新時代の劇場にふさわしい現代的な作品を上演する事が提案されました。それに従い、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を迎えて最初のシー人に備える事となりました。そのシーズンにクロード・ドビュッシーの「遊戯」(5月15日)、ストラビンスキーの「春の祭典」(5月29日)の初演が行われました。
当初私的な劇場として発足しましたが、劇場主のアストリュクは破産、1970年からケス・デ・デポがスポンサーとなりました。
シャンゼリゼ劇場は現在、オペラが年に3回公演されます。オーケストラピットの大きさの都合でバロック時代の作品や小管弦楽団のための作品が上演される事が多い。
フランス国立管弦楽団とラムルー管弦楽団の2つの管弦楽団がシャンゼリゼ劇場を本拠地としているほか、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団もフランスでの活動拠点としています。
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ室内管弦楽団なども、シャンゼリゼ劇場でコンサートを行う事が多い。
そのほか、舞踏、室内楽、リサイタル、ポピュラー音楽などのイベントでも使用されています。
シャンゼリゼ劇場へのアクセス:
地下鉄:アルマ·マルソー(9行目)、フランクリンD.Roosevelt(1行目)、ポン·ドゥアルマ(RERのC線)
バス:N°42、63、72、80、92
タクシー乗り場:場所アルマ、大通りジョージVのコーナー